名大呼吸器内科のキャリアパス 医学生、医師の皆さんへ

女性医師のみなさんへ



私は現在大学院4年生です。大学院生活について紹介したいと思います。

★病棟業務:大学院1年生の間は基本的に病棟業務を担当します。
持ち患者さんは5〜10人程度。大学院生は代務業務があるため、週に3回程度代務から帰ってきてからの病棟回診となります。その間に何か起こった場合は当番医師が対応してくれます。困った症例があっても周囲に優秀でやさしい医師がたくさんいるので、相談しやすい環境です。勿論、カンファレンスで相談することもできます。
病棟の看護婦さんはみんなやさしくて仕事がしやすい環境です。医局旅行や飲み会などもあり楽しく過ごす事ができました。

★研究:大学院2年生からは病棟業務が無くなり(外来の当番業務はあります)、研究生活が始まります。私は2年間基礎の研究をして、今は臨床研究を行っています。日々の臨床での疑問を研究で解明することができるのは大学病院ならではの醍醐味だと思います。

★専門医:大学院生活中に専門医資格をとる人も多いです。私も在学中に3つの専門医資格を取りました。同じ年代の周囲の医師と知識を共有したり、試験勉強をしたのもいい思い出です。

大学は市中病院と比べて医師の数が多く、臨床では今年から当番制が導入されたこともあり家事や育児との両立も可能だと思います。現在当医局には教官と大学院生を合わせて7人の女医がいます。在学中に出産する女医もいれば、研究に邁進し論文を量産する女医もいます。また関連病院に勤務している女医もたくさんおり、定期的に開催される女性医師部会では色々な職場で活躍されている女医を招いて講義をしてもらっています。そこには様々なキャリアパスがあり、みなさんのメンターとなる医師がきっと見つかるはずです。興味がある方は、是非、私達の医局の門をたたいてみてください。

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